北朝鮮危機、6回目核実験は実行されるのか?トランプ米政権と北朝鮮、さらに緊迫

アメリカが空母打撃群を朝鮮半島に向かわせ、グアムに爆撃機を待機させる中、北朝鮮は昨日15日、新型ICBMとみられる兵器を軍事パレードに投入して軍事力を世界に誇示した。北朝鮮危機は極めて深刻な状況にある。この危機敵状況を整理すると、この危機が容易に解決することが無いことが分かる。

金正恩政権が核・ミサイル開発を放棄することはない
核およびミサイル開発は金正恩政権の絶対的政策であり、アメリカの外交的、経済的、軍事的圧力でこれを放棄することはない。アメリカはこれまで様々な方法で北朝鮮の核開発放棄を迫ったが、いずれも失敗している。

トランプ米政権が北朝鮮のさらなる核開発を許すことはない
アメリカにとっての北朝鮮核問題が極めて深刻なのは、北朝鮮だけが脅威ではないことだ。北朝鮮の核問題は、イラン問題にも繋がっている。「北朝鮮が核弾頭と大陸間弾道ミサイルを持ってしまった場合、翌日には同じものをイランも保有する」というのがアメリカにとっての現実的問題である。

この二つを並べると、危機を脱するには、北朝鮮とアメリカの、どちらかが敗北する必要がある。アメリカの敗北は考えられない。したがって、北朝鮮の核・ミサイル開発を終わらせることが、この危機を終わらせる方法だ。これにはアメリカによる金正恩政権の軍事的な排除、核・ミサイル施設への軍事攻撃がある。他の手段としては中国が影響力を行使して金正恩政権を政治的に排除するしか、方法は残されていない。
北朝鮮にとっては、他に政権存続の方法がないため、核実験やミサイル発射を行う可能性は高い。中国の影響力行使が先になるか、アメリカの実力行使が先になるか、あるいは、北朝鮮による日米韓に対する先制攻撃も可能性はゼロではない。北朝鮮をめぐる危機は、極めて深刻な状況である。

f:id:tanizakitw:20170409110249j:plain
朝鮮半島に派遣された米原子力空母カール・ビンソン

広告を非表示にする